de:code day2 感想
二日目の感想です。day2 公式はこちら。
Azure DevOps の未来 ~ 次世代 Azure ポータルと Visual Studio Online で実現するクラウド アプリのライフサイクル管理 ~
Microsoft Azure に新ポータルできたよー
Azure に新しいポータルできたらしいですよ、と。アカウント持ってる方はちょっと見てみて下さい。旧ポータル開いてアカウント名クリックすると「新ポータルへの切り替え」というリンクがあって、誰でも見れます。
新ポータルは、システムに関連する機能を一気通貫で見れないという旧ポータルが抱えていた問題を解決するものらしく、仕組みとしては、Web Site や SQL Database なんかの各サービス毎、各インスタンス毎に規定でモニタリング View が用意されていて、それらを自由に組み合わせて自分用のダッシュボード作れるよーというものです。というかですね、説明聞くより見た方が早いです。かなり直感的に操作できるようになっていて、個人的には素晴らしい UI だと思います。
まだ Preview なので色々変わる
セッション当日に変更が。。。
証拠写真w RT @satonaoki: #decode14 たった今、Azure管理ポータル プレビューが最新バージョンにアップデートされました。今日10時から、このポータルのデモだけをやり続けるセッションをやるので… pic.twitter.com/Msz7VFGhge
— SATO Naoki / さとうなおき (@satonaoki) 2014, 5月 30
さらに、当日は結構サイトが重くて苦労されてました。
セッションの後ちょっと詳細を聞きに行ったんですが、何しろ出来たてすぎてろくに情報入ってきてないらしいです。独自のモニタリング項目と View を用意して使えたらいいなーと思ってたんですが、出来るようになるのか、そもそも独自に拡張可能にするつもりがあるのかどうかも分からない、と。
Windows Phone 8.1 アプリ開発徹底解説
カーネルが共通になりました
Windows Phone 7 までは CE karnel でしたが、Windows Phone 8 からは Windows NT arnel に、Windows Phone 8.1 からは WinRT も加わった結果、ほとんど の API が共通になったそうです。これ、高橋さんは結構プッシュしてましたが、先日行ってきた Windows Phone Arch in Tokyo#3 で話してた限りでは結構悩ましい感じみたいです。。。
でもそれ以上にすごいのが WP8.1 でも WP7 のアプリが全て動くということ。 私は低レイヤーのことは詳しくないのですが、カーネルまで変わってるのに互換性があるって結構大変なことですよね?Windows の下位互換を大事にする姿勢はホント好きです。
Windows Phone の開発は Silverlight 8.1 がおすすめ
Windows Phone の開発プラットフォームは多岐に渡っていて
- Silverlight 7 以上
- XAML
- HTML + javascript
- ユニバーサルアプリ
これだけありますが、中でも Silverliht 8.1 がオススメだそうです。 その理由が
- Silverlight と WinRT 両方の API を使えて
- かつ Windows Phone 固有の API も使える
からだそうで。
Silverlight 8.1 には Silverlight 8 にあった API がいくつか無いらしいのですが、単なる開発の遅れでそのうち実装される(はず)とのこと。
PowerShell DSC による クラウド時代の IaaS 環境構築の自動化の実例
DSC は個人的に結構期待していて非常に楽しみにしていたセッションでした。
興奮して完っ全にメモ取り忘れたのでセッション中の tweet でお茶を濁します。
IaaS の丁寧な説明。インフラはハードからソフトウェアへ #decode14 #RoomE
— くまー (@kumake1004) 2014, 5月 30
Configuration Management。インフラがソフトウェアになったのでコードで構成管理。機械にも人間にも分かり易い。#decode14 #RoomE
— くまー (@kumake1004) 2014, 5月 30
DSC の守備範囲は OS 起動からアプリのデプロイ直前まで。デプロイは出来なくもないけど向いてない。#decode14 #RoomE
— くまー (@kumake1004) 2014, 5月 30
DSC が Linux 上で動かせるようになったり、chef 中で使えるように。#decode14 #RoomE
— くまー (@kumake1004) 2014, 5月 30
(CTP だけど) Linux で使えるようになったってのは衝撃でしたね。「えっまさか pash?(白目)」ってなったけどざっと見た感じ違うようです。
Microsoft Azure インターナル ~ ファブリック コントローラーを理解して、正しい設計を!
Azure 詳しくない自分にはちょっと難しかったんですが、非常に勉強になりました。
全体を要約すると、Microsoft Azure の内部アーキテクチャを理解して、適切に使いましょうねフォールトドメインとかアベイラビリティセットとか、という話でした。
ファブリックコントローラとは
Microsoft Azure が持つ IaaS / PaaS の各種リソースをコントロールする仕組みのことです。リソースを管理して、どこかに割り当てたり異常が発生すればフェールオーバーしたり。
サーバの管理単位としては「クラスター」と呼ばれる単位で制御しているらしく、1 クラスタが大体 20 ラック 1000 ノードとのこと。
Azure 物理レイヤー
普通の Hyper-V だそうで、サーバ立てて全てのサービスはその上の VM で動かしているそうです。
ネットワークは当初垂直方向のトラフィックに最適化させて、ツリー構造で各サーバをつないでいたものの、実際は水平方向のトラフィックが多く水平方向に最適化するよう再設計したそうで、そのアーキテクチャを Quantum10 と呼ぶとかなんとか。
説明が難しいですね。図を見ると一発なんですが、、、と探していたら 2013 inside windows azure というスライドを見つけました。とても分かり易くまとまっているので見たこと無い方は是非ご一読を。
最後に
まとめ難しい><
他の人が見て意味のあるものにはなってない気がしますが、他の方のブログや twitter などの補完になれば。
あと、昨日も書きましたが、MS 系技術寄りの人は間違いなく楽しめますよ。セッションもそうですし、周り皆が MS 系技術好きなレアな場なのでそういう意味でも興奮できます。
ただ、「ここでしか聞けない!」とか「ここが初公開」みたいな情報は私の知る範囲ではあまり無くて。de:code って Build の日本版ということらしいですが、それは位置付けじゃ無くて咀嚼して日本向けに組み直しましたーということなんだな、と終わってから気付きました。来年以降の参加を考えている方はその点ご注意下さい。